Separation-2.
見ると聞くとでは大違い。
舞台と同じ寸法を体育館でとって練習をしても、実際に舞台に立って客席から見ると、こんな筈ではなかったと思う事が多々あるようです。舞台の両袖には黒い袖幕と呼ばれる幕が何枚も降りて、客席からの視線を断ちます。額縁の中の限られた空間では練習の時と大きな違い、体育館で見たときは随分と大きく感じられた道具も、実際の舞台では「えっ、こんなに小さいの!」と見えることもあるようです。
常連校で先生が慣れていれば、きちんとした寸法で作る指示も出せますし、舞台での配置も図面上で粗方出来上がったものを持ってくることが出来ます。そうでないと大変です。「もうちょっと右、違う違う右、右!」「それで・・・ちょっと奥へ!」、なんてやってると与えられた90分はあっと言う間に過ぎてしまいます。
どうにか道具の位置が決まると、次は照明の調整です。
これが大変、道具は学校で作って、実際に稽古でも使う事が出来ますし、音楽もCDやMDで編集して練習で流せます。ところが劇場の様な照明器具を揃えてる学校など皆無ですし、照明その物の知識が殆んどありません。漠然と、ここは明るく昼間の様に、次第に夕方になって周りが暗くなる、程度が関の山です。
・・・つづく
February 9th, 2010 in
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